30代ゲイの日常

どこにでもいる30代のゲイが日常のあれこれを書いています。

ゲイの同僚ができました

少し前から同じチームにゲイの同僚が増えました。これまでも恐らく同じチームにゲイがいたかもしれませんが、僕もカミングアウトしてませんでしたし、カミングアウトしてる人もいなかったので、ストレートとして、というかゲイかどうかは明らかにせず仕事してたんで、いま初めて同じセクシュアリティの人と一緒に仕事しています。

自分以外にもゲイがいる職場は、自分しかゲイがいない時と比べて働きやすくなるのかな~なんて想像していたんですけど、今のところはほんのちょっとだけ働きやすくなったって思ってます。

そんなに変わらないのは何でかって言うと、職場の人々はハラスメントにすごく気を使っていることもあり、同僚から「恋人いないの?」とか「結婚しないの?」とかプライベートなことは聞かれません(といっても全然交流が無いというわけではなく、自分から話したいことがあれば話してこ~っていうスタンスです)。自分だけゲイでも居心地の悪さを感じてなかったこともあり、ゲイの同僚が増えても居心地感あんまり変化なかったです。

お互いゲイだから色んな説明とか前提条件なしで話せるのはちょっとだけよかったです。リアルして~とか彼氏が~とかって話って、ゲイじゃない人にも話せないことは無いけど、背景とか前提条件とかを説明するのがめんどくさいし、認識に相違がでないかとか気になりますよね。その点ゲイ同士だと気軽にそういう話ができるのはよいなって思います。ただしここもハラスメントに気を付けて、仕事上の同僚という枠を超えて踏み込まないように気を付けてます。

今回ゲイの同僚が増えてしばらく一緒に働いて、職場に同じセクシュアリティの人が自分しかいなくても、同僚がいい感じなら働きやすいってことに改めて気づきました。まあ考えてみたら当たり前ですね。とはいえゲイってカミングアウトしてる人が職場で増えると、より働きやすい環境になっていくかとも思うので、ゲイの同僚が増えたことは心強いです。今後は2人でタッグを組んで職場でゲイの幅を利かせていこうかって思います(嘘)。