30代ゲイの日常

どこにでもいる30代のゲイが日常のあれこれを書いています。

海外のBL小説おもしろいよね~

BL漫画や小説わりとたくさん読んでるんですが、海外の作家さんのBLってあんまり読んだこと無かったんですよね~そもそも作品数が少ないって言うのもあるんですが、歴史や文化が違うから読んで面白いのかなって思って食わず嫌いしていました。しかし、ここのところ読んだ海外のBL小説がどれもことごとくマジでめちゃくちゃ面白くてびっくりしてます。最近読んだ小説は、

 

①セマンティックエラー:韓国

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元々はドラマ面白かったんで小説読んでみたんですが、ドラマで描かれてたのは小説の20%くらいで、小説では両想いになった後日談が本編と同じくらいのボリュームで書かれていて萌えました。両想いになった後のラブラブな時期って読んでて楽しいですよね~あとこの小説は、日本人にもわかりやすいように翻訳っていうよりかは、韓国の文化とか言い回しとかはそのまま翻訳って感じの文章なんで、韓国ってこんな言い回しするんだ~とか韓国ってこういう時こういう反応するんだ~っていう面白さがありました。

主人公2人とも、BLの中でもこんなやつ絶対いないだろっていう変わったやつなんですが、読み進めるうちに、さもありなんって思えてくるし、最終的に2人とも魅力的に見えてくるから不思議です。

 

②BOSSY:オーストラリア

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今のところ今年読んだBL小説ベスト5には確実に入ります。めちゃくちゃ面白かったし映像化しないかな~って思いました。オーストラリアを舞台にした小説を始めて読んだんですが、仕事も恋愛も日本とそんなに変わらないんだな~って感じました。登場人物全員善人だし、大きなヤマもないんですが、恋人になる前のもだもだ感や、お互いがお互いにどんどんハマっていく様子が良すぎて身悶えしました。

あと、主人公2人の両親が同性愛について異性愛となんの違いもなく接しているところにもほんわかしました。オーストラリアってそんな感じなんですかね~?

 

③赤と白とロイヤルブルー:アメリカとイギリス

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アメリカ大統領の息子とイギリス王室の息子ってどんなカップリングだよって思ったし、冒頭に20人くらい登場人物が羅列されてて、こんな覚えられないなって思いながら読み始めたんですが、すごい読み応えでした。普通に量が多いんですかね、読み終わるのにいつもの3倍くらいかかったんですがすごい読み応えでした。どうやって出会うんだろう?どうやって仲を深めていくんだろうっていう疑問が、読み進めるうちに、ホウホウなるほどね~ってなるし、結末がまじでワールドピースって感じで幸せな気持ちになりました。映像化されて8月にアマプラで配信されるらしいです。楽しみ。

 

④ハーフライン:韓国

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基本的に単話売りの作品は買わないんですが、これは現在進行形で単話配信されていて、現在進行形で読んでます。どんな展開になるかすごく気になるのに、2週間に1回しか配信されないので、隔週日曜の夜は早く次の話が配信されないかってうずうずしてます。傍若無人なサッカーのスター選手が愛に目覚めていく王道な話なんですが、やっぱり王道こそ至高みたいなところありますよね~いまはちょっと仲違いしてるんで、はやく仲直りしてって父みたいな目線で見守ってます。

 

⑤永遠の一位:台湾

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これはドラマが先に生まれて、そのノベライズなんですかね~ドラマ見たんですが、主人公の1人が日台ミックスの方で、だからか知らないけど作中でちょいちょい日本語でしゃべってる場面があって、日台ミックスの人がいるからか、台湾のドラマがそうなのか気になりました。ドラマも小説も言うまでもなく面白いんですが、韓国のBL小説と比べて、台湾のほうが文化的な違いを感じるな~(ドラマより小説のほうがより文化的違いを感じる)っていうところも面白いです。

 

ここまで書いて思ったけど、日本で読める海外BLって、あまたの試練を突破して海外から日本に来ているっていう時点で絶対面白いの確定ですよね~でももっとたくさん日本にいらっしゃってほしいから読み支えていこうと思います。